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ヘッドハンティングされるにはどうしたらいいのか?

ヘッドハンティングされるにはどうしたらいいのか?一流企業にヘッドハンティングで引き抜かれキャリアアップすることは、ビジネスパーソンにとってサクセスストーリーといえよう。かつては外資系企業が頻繁に行っていたイメージがあるが、最近では日本企業も実施するという。しかし、実際どうすればお声がかかるのか、見当もつかないというのが一般の感覚であろう。そこで、日本でのヘッドハンティングの実情につい即戦力人材向けの転職サイト「ビズリーチ」を運営する、酒井哲也さんにお聞きした。

■徐々に増えてきた、日本のヘッドハンティング

まずは日本のヘッドハンティングの現状を聞いてみた。

「アメリカと比べると、まだ当たり前とは言えません。アメリカは、労働市場の流動化が加速した結果、現在ではヘッドハンティングを含めた人材紹介市場は約3兆円といわれています。日本の市場規模はその10分の1以下にとどまっており、労働力人口比で考えてもアメリカに比べまだまだ進んではいないといえます」(酒井さん)

規模が小さいとはいえ日本でもヘッドハンティングの事例はあるという。

「日本でも、産業構造の変化やグローバル化、労働力人口の減少などを背景として、大手企業も既存のビジネスモデルにはない状況に対応する必要性が生まれています。そうした背景から、即戦力人材を中途採用する事例やヘッドハンティングによる採用が増えてきています」(酒井さん)

生存競争にさらされる企業が、優秀な人材を求める手段としてヘッドハンティングを活用しはじめたということのようだ。

■日本にもいた、専門のヘッドハンター

具体的にどのようにヘッドハンティングが行われているのかを聞いた。

「日本にも、ヘッドハンティング会社と呼ばれる人材紹介会社に所属している専門のヘッドハンターがいます。人材紹介会社とは、厚生労働大臣の許可を受けた民間の職業紹介事業者のことで、一般的に個人や数名~10名程度の少数精鋭で経営されていることが多く、それぞれ特定の分野に強みを持っています。たとえば、金融業界や、コンサルティングファームといった業界軸で強みを持つ場合や、経理、セールスといった職種軸で強みを持つ場合などです」(酒井さん)

ヘッドハンターも得意分野ごとに、専門がいるのだ。さらに、自社で採用したい即戦力人材にアプローチする企業もあるという。

「最近では企業のなかに『プロ・リクルーター』と呼ばれる採用の専門職も生まれています。もともとヘッドハンターを経験していた人など経歴はさまざまですが、プロ・リクルーターは、企業による主体的で能動的な採用活動を行います。転職を目的とした人材のデータベースやビジネスSNSなど、さまざまな媒体を活用してアプローチしているので、プロ・リクルーターからスカウトされるということもあります」(酒井さん)

優秀な人材を確保するために、日本企業も貪欲にアクションを起こしているようだ。

■ヘッドハンティングされるためには

それでは実際に、ヘッドハンティングされるにはどうしたらよいのだろう。

「転職サイトなどに、登録してみることをおすすめします。企業やヘッドハンターから、どれくらいスカウトやオファーが来るかを確かめることで、ご自身の市場価値を客観的に知ることができます。今働いている企業と他の企業では、評価が異なる可能性もあります。そのため、まずは定期的に自分のキャリアを棚卸しして、客観的に振り返る時間を持ちましょう」(酒井さん)

当然ながら、ただ待っていてもお声はかからないということだ。

「75歳まで働くかもしれない時代が到来するなかで、主体的にキャリアを構築していくことが大切です。また、同じヘッドハンティング会社でも、ヘッドハンターごとに保有している求人情報が異なる場合もありますので、1人に絞り込んで転職活動をするよりも、複数のヘッドハンターに相談して効率よく情報を手に入れ、転職活動をするとよいでしょう。ちなみにビズリーチは1800名以上のヘッドハンター、6,500社の企業が登録しており、ビズリーチサイト上で直接会員にヘッドハンティングを行っています。」(酒井さん)

ヘッドハンティングというと、経営者、経営幹部といった人材が対象というイメージが強かったが、中小やベンチャー企業で地道にがんばっている人も、自分の価値を客観的に把握し、適正なキャリアプランを設計できれば、企業規模を問わずにヘッドハンティングされる可能性はある。転職を有利に進めるツールとしても活用できそうだ。キャリアプランの選択肢として、視野に入れてみてはいかがだろうか。

「教えて!goo」では、「ヘッドハンティングを受ける方法って」ということで、みんなの意見を紹介中だ。

●専門家プロフィール:酒井 哲也
株式会社ビズリーチ キャリアカンパニー ビズリーチ事業本部 CRS事業部/ESS事業部 事業部長。慶應義塾大学卒業後、スポーツ関連のベンチャー企業に入社。その後、業界最大手の人材関連会社で大手顧客を中心とした新規サービスの立ち上げに従事。2013年より企画マネージャー、営業部長を歴任。2015年、株式会社ビズリーチ入社。現在はビズリーチ事業本部の事業部長として、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」の企業向けサービス全般を統括。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

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